何もない日はよく布団の中で過ごしがちな、もろこしです。
最近寒くなってきましたね。
京都は関西の中でもおかしいくらいに寒いです…
(調べによると…京都は盆地なのでその影響のせいか乾燥した寒さになり、通常より寒くなるんだそう…)
今週は求人Weekか!と言わんばかりにまたまた求人撮影の報告をさせていただきます!笑
今回は、京都移住計画様と一緒に株式会社ウェブライダー様のところへ撮影に行ってきました。
今回の記事もインドへ行っていた(インドへ行く前に撮影しました。)こともあり、帰国後早速記事になってました!
代表の松尾さんは、WebコンテンツやSEO対策〜ピアニストまで幅広く活動している方です。
ちなみに、あの有名なホームページテンプレート「賢威(ケンイ)」を開発されたのも松尾さんだそうです!!
Web関係の人もそうでない人も、読んでいてとてもワクワクする記事なので是非見てください!
↓以下、一部詳細↓
代表の松尾さんは、書籍「沈黙のWebマーケティング」や「沈黙のWebライティング」の著者としても知られ、いまやWebコンテンツ業界のなかで知らない人はいないというほど、突き抜けた会社に成長しました。
今回募集するのは、「デザイナー」「ライター」「プログラマー」として一緒にウェブライダーのコンテンツを作っていく人です。
経験は問いません。
もしかしたら、突き抜けた会社なのだから、高いスキルを求められるのではと思った方もいるかもしれませんね。いえいえ、そんなことはありません。もちろん各分野の専門知識があれば、入社後に活かせる場面はたくさんあります。でもウェブライダーでは、スキルよりも大切していることがあるんです。
キーワードは「本質思考」。
京都にある本社で、代表の松尾さん、そして3名の社員の方々にお話を聞いてきました。
すべては一冊の本との出会いから始まった
松尾さん:フリーで仕事をした時、将来は不安しかありませんでした。悶々と過ごしていた時、ふらっと足を運んだ京都市内の本屋さんで偶然目に留ったのが、2006年にベストセラーになった「ウェブ進化論」という一冊の本。なぜか惹き付けられて読みはじめたら、すごくおもしろかったんです。
そう話してくれたのは、代表の松尾さん。もともと舞台音楽の制作をはじめとした音楽制作の仕事をしていた松尾さんでしたが、ストレスから体調を崩し退職。フリーランスとして仕事をしている時期があったそうです。
松尾さん:「ウェブ進化論」を読んで、初めてSEOという言葉を知りました。検索エンジンを通して露出すれば、マニアックな商品でも売れることがある。これなら自分でも商品を作れそうだと考えました。
松尾さんが売りはじめたマニアック商品とは、自身のピアノ伴奏を集めた素材集でした。
松尾さん:舞台音楽は生もの。同じ脚本でも、演者さんのテンションやリズムによって、まったく違うものになります。舞台のさまざまな変化に合わせて伴奏をしてきたので、僕は幅広い伴奏が弾けるんです。
舞台のピアノ演奏の仕事はとても特殊だったため、ほかの音楽業界への転職は難しいかもしれない。だったら、その仕事の経験そのものを商品にしてみてもいいんじゃないか、と。
その思いつきから、松尾さんは自身のピアノ伴奏を録音します。その長さは約70分。そうして完成したCDをまず大手オークションサイトで販売したところ、飛ぶように売れていったそう。そこで今度は、検索エンジンに見つけてもらえばもっと売れるのではと考え、Webサイト制作に取りかかりました。
松尾さん:当時HTMLの知識はなかったので、本を見ながら作りました。SEOを上位表示する方法を研究して制作したところ、「ピアノ伴奏」「ピアノフレーズ」などのワードで上位表示を獲得しました。
ときに前職の月給を超える売上が立つようになります。それを知人に話したところ、松尾さんはEC販売に力を入れたいと考える薪ストーブ会社から人生初のコンサルティングを依頼されました。
松尾さん:初めてWebサイト制作の仕事を頂いたのが嬉しくて、一生懸命やりました。そしたら「薪ストーブ」「暖炉」のワードで1位を獲得して、とても感謝していただいたんです。
松尾さんのもとには、薪ストーブ会社の社長の紹介でさらに仕事の依頼が来るようになります。
「ウェブ進化論」を読んでからCDの制作・販売、そしてコンサルティングまで、たった2~3ヶ月の出来事。短期間での変化に松尾さんは「自分が研究してきたSEOのノウハウは、ビジネスになるかもしれない」と考えるようになります。
松尾さん:フリーランスとして先が見えなかった苦しい時期だったから、自分で生み出したSEOのノウハウに、僕自身が救われたんです。このノウハウを伝えたら、もっと救われる人が出てくるんじゃないかなと。
そこで開発したのが、ホームページテンプレート「賢威(ケンイ)」でした。賢威は、SEOを成功させるために必要とされているさまざまなノウハウが詰め込まれたテンプレート。2007年1月の発売開始から今日に至るまで、上場企業から中小企業さらには個人事業主まで、法人・個人合わせて、2万人以上の方に使われています。
事業は順調に伸びていきました。しかし、賢威をアフィリエイト系の販売サイトに登録したことがきっかけで、松尾さん自身が望まない方向へ事態は動いていってしまいます。
松尾さん:僕の名前で検索すると「誰でも儲かるネットビジネス(仮)」「素人でも絶対に稼げるネットビジネス(仮)」といった怪しいサイトで賢威が紹介されるようになってしまったんです。たしかにネットビジネスにするには適した商材かもしれませんが、賢威があればとにかく稼げる、といった短絡的な考え方が広まっていることにビックリしました。
そんなふうに賢威が紹介されると、僕自身もそのように考えているように誤解されますし、なにより、販売者である自分の名前が汚れたように感じたんです・・・。
松尾さんの名前を使った怪しいサイトが世の中にたくさん出ている。販売した自分にもある種の責任はあるかもしれないし、今さら止められない。悩んだ末、松尾さんはある決断をします。
松尾さん:この出来事がきっかけで僕はある決意をします。それは、自分の名前が使われたとしても、「松尾茂起という人物が関わっているのなら、きっとしっかりしている商品だ」と思ってもらえるように、自身をブランディングすることです。そのブランディングのためには、当然のことながら、お客さま一人ひとりとしっかり向き合い、丁寧な商売をしていかないといけない。
賢威に込めた思いを正しく理解してもらいたい。その一心で、松尾さんは賢威のサポートページへの問い合わせに、力を入れるようになります。
松尾さん:2007年に賢威を販売してから2010年にウェブライダーとして法人化するまで、毎日僕が返信していました。お客さまからの問合せが複雑な内容の際は、いろいろな文献を調べたり、翌朝まで勉強したりして、とにかく必死で返信しました。
その価値を必要な人に届けるために、言葉を使おう
賢威を通してさまざまなお客さんと関わる中で、法人化した方が仕事をスムーズに進められそうだと、松尾さんは2010年に株式会社ウェブライダーを設立。これまで手伝ってくれていたフリーランスの仲間を社員とし、新しいスタートを切りました。
2010年から2014年にかけて、さまざまなWebサイトの制作に携わり、その中には、大手人材会社からの依頼もありました。また、音楽の仕事では、京都府からの仕事で「京都国民文化祭 2011」の音楽イベントをプロデュースしたり、パソコン教室さんからの仕事で、Excelの関数を歌で憶えるCD「私の心の中の関数」の制作などをおこないました。
しかし会社が大きくなるにつれ、社員の出入りが増えていくように。松尾さんは会社としての方向性をしっかり決めることが大事だと考え、ミッションをより深堀りしたそうです。
そして生まれた企業理念は「すべての人をヒーローに」。この理念は具体的にはどういうものなのでしょうか?
松尾さん:その人やモノの価値を、その価値を必要とする人に届ければ、その人やモノが誰かにとってのヒーローになれます。僕がつくったピアノ伴奏集が、誰かにとってのヒーローになれたように。そのためには、押し売り型のマーケティングではなく、見つけてもらうマーケティングが必要です。そこで、検索エンジンを使った「見つけてもらうためのマーケティング」のノウハウを広めていこうと考えました。
書籍だけではなく、講演や研修でもノウハウを広める松尾さん
検索エンジンで上位表示するためには、言葉の力が必要です。そこで、松尾さんはライティング事業に本格的に参入していくことになります。
言葉をどう扱えば、届けたい価値はうまく伝わるのか?それを考えたとき、「わかりやすい文章を書けることこそが大切だ」と松尾さんは理解します。そこで、2015年より、松尾さんはわかりやすい文章とは何か?という命題に取り組むようになりました。
松尾さん:わかりやすい文章について研究を続けていたんですが、その中で僕はある本質に辿り着きました。それは、読者は文章や記事を読みたいというわけではなく、ただ「情報」を知りたいということ。元となる情報が薄ければ、どれだけわかりやすく説明したとしても、大黒柱のない家をリフォームするようなものだと気付いたんです。つまり、どんな文章も記事も、まずは土台となる「情報」が大事なんです。
わかりやすい文章を届ける為に推敲を重ねます
松尾さんはさらに続けます。
松尾さん:たとえば、物を買うという行為は、お金を払う際に「痛み」を伴います。よって、多くの人はその痛みを増やしたくないからこそ、失敗しないように慎重に慎重に「情報」を求めます。長いランディングページから商品が売れやすい理由は単純です。そこにたくさんの情報が掲載されているからです。
AppleのWebサイトを見て、「情報がほとんどないけど、
Appleの商品は売れるじゃないか」という人がいるかもしれません。でも、それは当たり前です。Appleは自社のサイト外にファンがつくったブログなどがたくさんあるため、自社に情報を載せる必要がないんです。でも、普通の企業はAppleみたいな状態にありません。よって、まずはお客さんの立場に立って、必要な情報をまとめることが大事だと思いました。
お客さんが必要とする情報を集め、それをわかりやすく伝える。その一連の流れに必要なのは時間でした。そして、ウェブライダーは一つひとつの記事に対して、より多くの時間をかけるようになります。
折しも、時間をかけて作られた良いコンテンツほど上位表示される時代に移りつつある頃。時代の流れともシンクロしたウェブライダーは、業界での存在感を一気に増していきました。
みんなの幸せを願う、ハーモニータイプ
音楽業界出身で、Web制作会社を起業したという松尾さんの経歴を見ると、イケイケなイメージを持つ人も多いそう。でも松尾さん自身は、自分のことを「自信のない人間。だから誰かが認めてくれたところでがんばりたいんだ」と言います。
たしかに実際に松尾さんと会って話をすると、Web上で抱くイメージよりも柔らかい雰囲気。猫のような人なつっこい笑顔も印象的です。
自分が何か行動を起こすことで、「自分だけが幸せになって、多くの他人が傷つくのがイヤだ」と語る松尾さん。お話を聞いていくと、どうやらお父様の存在が大きく影響しているようです。
松尾さん:公務員として働いていた父は、とても真面目な人でした。仕事も一生懸命で、毎朝誰よりも早く出社し、みんなの机を拭くような人だったんです。自分が出世したいからではなく、みんなが気持ち良く仕事をするためにと考えての行動。良い人ですよね(笑)きっと無意識のうちに、父の姿を参考にしていたのだと思います。
子どもの頃のこんなエピソードも教えてくれました。
松尾さん:給食の時に一人で食べている人がいると、僕は絶対机をくっつけに行っていました。あとね、クラスのいじめっ子が、ご飯を食べている姿を見ると感動するんですよ。喧嘩している人同士も、給食の時間はみんな一緒に同じご飯を食べる。そこに幸せを感じるんですよね。
大人になった今も、「食堂に行くと、周りの人が幸せにご飯を食べているかが気になる」と笑う松尾さん。そんな松尾さんを良く知る音楽家の友人は、松尾さんをこう表現します。
松尾さん:僕はハーモニータイプなんだそうです。「ド」「ミ」「ソ」があれば、その和音をキレイに弾くために、松尾さんは「シ」や「レ」になるよねと。全体のバランスがもっといい感じになるポジションをずっと探しているように見えると言われて、すごく腑に落ちました。
他者から自分がどう見られるかより、自分が何か周りに悪い影響を与えていないだろうか。自分の存在で、行動で、言葉で、誰かを傷つけていないだろうか。細やかな配慮ができる松尾さんだからこそ、ウェブライダーのコンテンツづくりのノウハウは生まれたのかもしれません。
メール一本まで浸透する「考える文化」
続いてお話を伺ったのは、Webプランナーの伊藤さんです。
出身は、新潟県上越市。広告代理店の営業、Web広告の仕事を経て2015年にウェブライダーへ入社しました。現在はクライアントとのやりとりや、データ分析、代表の松尾さんの手伝いなど、円滑にビジネスが回るサポートを担当しています。
伊藤さん:最初ウェブライダーの求人ページを見た時は、すごくレベル高そうだなって思いました。でもWebの仕事がしたかったので、思いきって応募したんです。面接では、どういう人が受かるんだろうって思っていましたね(笑)
入社前後でイメージと違ったことはあったのでしょうか。
…
↓詳しくは以下リンクを宜しくお願い致します!↓
今回の求人も良きご縁に繋がりますように…!
以上、もうすぐ誕生日のもろこしからでした…!