四国が楽しみなもろこしです。
明後日から撮影で四国(四万十川、香川、徳島)に行って来ます!
少し色々と振り返ってみる…
※これは今思ったことを素直に書き出しているのでまとまりがないですが、気にしないで読んで頂けると嬉しいです。
2、3年前、世間知らずな僕はバックパックに少しの着替えだけ詰めて真冬に旅をしていた。
(そのおかげで凍傷で眉毛がなくなり、今になってもイジられています。でも少し気に入っていたりして…笑)
今考えれば命知らずなバカな一人の男だったのかもしれない。
お金もないしボロボロの格好をして、吹雪の中ヒッチハイクをして、前も見えない中歩いたり。
しんどかったけど死ぬかと思ったけど、なぜか心のどこかでは楽しんでいる自分がいた「生きている」と表現したらいいのかな。とてもワクワクしていた。自暴自棄になってたわけではない。逆にすごい冷静だった。
その中で、たくさんの出会いがあった。
流れで島にたどり着き、さまよってたところゲストハウスに案内され入ってすぐにお酒を飲む。こんなこと僕は初めは想像できなかった。「だって、いきなり初対面でお互いわけわからん人とどうやって飲むんだ、」こう考えるだろう。
雨の中寝床がなくトイレで寝た。潔癖症の僕には耐えられなかったが、人間の本能が命を優先させたみたいだ。
島に取り残され、嵐の中食料もなく2日いた…人間は7日ぐらい水だけで生きれるという知識だけは知っていたのでなぜか安心していた自分がいた。
途中からなんでこんな汚い人間に優しくしてるんだ?同情かな、似た過去を持ってるのかな、不意に心が苦しくなる時があった。そして、一つだけ変わらなかったことは自分は少しだけ素直で会う人を全く疑ってなかったことだ…
日本海は特にひどかった、雲と雨と一緒に旅をしているみたいだった。でもごく稀に見せてくれる夕日が綺麗だった。また見たいな。
こうやって書ききれないぐらいの、たくさんの思い出がある。
それと同時に、その思い出は旅をした日本中に散らばっている。
その思い出が、また少しずつ蘇って拾えるんだ。
今度の撮影でどんな思い出を拾ってくるんだろう。そしてどんな思い出を置いてくるんだろう。
自分でもわからないし、何が起こるのかわからない。
普段クオリティをもとめられる世界でこうやって何も考えず、偽りなく書くってこんなにも気持ちいもんなんだ。
そしてこうやってまた、仕事と旅として思い出の場所にちょっとだけだが自分自身が戻れるって素敵だと感じた今であった。
まとまりがないって素敵だ。