求人撮影に行ってきました!@ジャパンホテルマネジメント株式会社

最近引きこもりがちなもろこしです。

だいぶ前になってしまいましたが、求人情報の投稿です。

京都移住計画様と一緒にジャパンホテルマネジメント株式会社様のところへ撮影に行ってきました。

「暮らすように泊まる」という素敵なテーマを大切に活動されている会社です。

是非見て頂けたら嬉しいです。

↓以下、一部詳細↓


永井さんは、JHMとは別に不動産の管理会社「株式会社エアーデザインマネジメント」を経営しています。前職の不動産会社を2015年に退職し、独立。京都から東京までさまざまな物件を扱い、順調に事業も育っていますが、さらにやりたいことが湧いてきたそうです。

せっかく京都で暮らして、働いているので京都ならではの事業をしたいなと。それが建物の再生、部屋のリフォームでした。木造建築が主流の日本は、歴史的に建物をすぐ潰してすぐ建てがちです。しかし現在は鉄筋コンクリートなど100年以上持つ建物をつくれるようになったので、潰すのではなく、建物のニーズを見直して、企画、再生する仕事を手がけたいと考えました。

既存の会社で稼ぎは十分あったものの、京都で不動産の仕事をするからには「京都のために役立つ仕事をしよう」と永井さんは、時代の流れにもあった宿泊業に参入することを決めます。

しかしすでに不動産の管理会社を経営していることもあり、一人で新しい事業をイチから立ち上げるのは厳しい……。そこで永井さんは、一緒に宿泊業にチャレンジする仲間を探しはじめました。その時、声をかけたのがJHMの取締役を務める、田中和彦さんでした。

田中さんとは5年ほど前に出会いました。顔も広くて、柔軟に物事を考えられる田中さんとなら、一緒に楽しく仕事ができるんじゃないかって。

穏やかな大人の雰囲気が漂う永井さん(左)、田中さん(右)

「京都市内で、マンションよりも宿泊施設のニーズが高まっていること」、そして「京都の会社として今京都に必要とされていることに応えたい」という思いを共有した永井さんと田中さんは、2人で新しく宿泊業を始めることにしました。

僕たちが宿泊業をはじめるのは、流行っていて稼げるからではありません。もちろんビジネスチャンスがあると考えて参入しましたが、短期間で稼いで終わりではなく、長期で安定して事業運営できるスタイルをめざしています。だからこそJHMを設立し、きちんと旅館業の許可をもらい、不動産オーナーさまにも宿泊いただくゲストにも迷惑をかけないような運営体制をつくりました。

民泊は新しいサービスのため法整備が追いつかず、まだまだグレーゾーンがたくさんあります。しかし永井さんたちは、長く愛されるホテルにするため、許可申請をきちんとすることはもちろんコンセプトづくりに関しても、不動産オーナーさん達と一緒につくりあげていくことを大切にしています。

「暮らすように泊まる」というコンセプトをご理解いただくことに加え、採算だけにこだわらず、ゲストにリアルな京都を体験してもらえるよう不動産を活用していくことを理解してもらえる不動産オーナーさまと、お取引先をさせていただいています。旅館業の許可申請もきちんとしていただき、合法的に運営していくことは必須です。

JHMでは、不動産の借り上げではなく、オーナーさまとの売上高契約で物件を運用しています。そのため流行が終わったから宿泊業はおしまいではなく、長期的な視点で一緒に事業をつくっていけるようなオーナーさまとお取引しているそうです。

とはいえ、時代の流れとともにビジネスのあり方も変わっていくはず。JHMでは、オーナーさまが安心して長期に渡り不動産資産を運用していけるよう、こんな仕組みを整えています。

かつてバブルがはじけた際に、京都のホテル産業が衰退するのを見ました。だから当社で運営する物件は、ホテルとして運営しつつも、今後状況が変わった時にマンションとして貸し出しできるような構造にしています。

こうして生まれたのが、アパートメントホテル「JHM京都リゾート室町五条」でした。

オープンから約1年。「初めてのことばかりで戸惑うこともあった」というホテル運営も、軌道に乗ってきました。そんな今だからこそ、新しい運営スタッフを求めています。

僕自身がわがままにやりたいことをやっている会社なので、新しく加わってくださる方も、楽しく自由に働いてほしいです。JHMで働いていることが自慢になるような職場にしていきたいなと思います。

永井さんも、田中さんもそれぞれ別の会社を経営しています。その上で、JHMを共同で運営しているので、JHMの現場業務になかなか時間を割けないという側面がある一方、金銭的に余裕があるためノルマがないという寛容さもあります。

数値目標や売上ノルマはありません。出勤時間も明確には定まっていないので、任されている業務をきちんとしてもらえれば、どこで何をしていても大丈夫です。我慢や無理をしても長くは続かないと思うので、やるべきことは抑えた上で、やりたいように自由に働いてもらいたいですね。何か相談があれば、会議よりもランチを食べながら話をしましょう。

もしJHMで働いたら、永井さんはじめ経営陣との距離感がとても近そうです。

「不動産のことも経営のことも、何でも教えますよ」と永井さん。「JHM京都リゾート室町五条」の運営スタッフとして、現場の動きを覚えながら、不動産業や経営についても学ぶチャンスがあるので、働きなが次のステップを模索するというのもありですね。

観光以上、移住未満を提案する新しいホテル

続いてお話をお伺いしたのは、JHM取締役の田中和彦さんです。田中さんは、JHMで新規案件のマーケティングや、立ち上げのコンサルティングなどを担当しています。

代表の永井さんから「一緒に宿泊業をやらない?」と誘われた時、折しも田中さん自身も宿泊業に興味を持っていたそうです。

JHMとは別に、不動産の仲介業を行う「株式会社コミュニティ・ラボ」を経営しています。業務内容は主に、オーナーさまから預かった不動産の売買、賃貸などのお手伝いです。2015年頃から宿泊業が伸びていたので、オーナーさまに不動産の活用をご提案する際のカードとして、宿泊業という切り口も持っておきたいなと考えていました。タイミング良く永井さんから声をかけてもらったので、JHMを一緒にスタートしました。

「JHM京都リゾート室町五条」のオープンから1年がたち、今後さらに運用物件を増やしていく予定です。

ご縁があって、良い物件を任せていただいたらいいなと思うので、数値目標はありません。しかしある程度の規模があった方が、例えば「JHM京都リゾート室町五条」が満室でも他のホテルへゲストをご案内できますし、仕事がたくさんあった方がスタッフも集中して働けます。だからトータルで50部屋を目安に増やしていければと考えています。

取り扱う部屋数を増やしていきたいと考える上で、加味しないといけないのがホテルが供給過多になってきている現状です。JHMではどのように差別化をはかり、オーナーさまそしてゲストに支持されるホテルをつくっていくのでしょうか。

「暮らすように泊まる」というコンセプトをきちんと打ち出していければ、競争が激しくなっても生き残っていけると思います。

観光客が減れば、ホテルの稼働率は下がります。するとみんなキャッシュ欲しさに、単価を下げるというスパイラルに陥るんです。その中で残っていくには、当たり前のことを当たり前に、きちんとしたクオリティーでご提供することがまずは大切です。

その上で一般的なホテルでもない、ゲストハウスでもない、アパートメントホテルの魅力をアピールしたいです。

アパートメントホテル「JHM京都リゾート室町五条」の魅力について、田中さんはこのように考えています。

「JHM京都リゾート室町五条」はアパート仕様なので、チェックインの時以外は基本的に人に会わずに、自分の家のように泊まれます。一般的なホテルだと、フロントがあってロビーがあって、部屋から一歩出ると人の目がありますが、それらがないので気楽です。

またオリジナリティを出すために、今回募集する運営スタッフに期待する役割が、ゲストと京都を橋渡しすることです。観光客が、「JHM京都リゾート室町五条」にただ泊まるのではなく、京都の人とコミュニケーションをとったり、京都のリアルな暮らしを体験したりするきっかけをつくれたら、もっとゲストに喜んでもらえそうです。

今は人員的に余裕がなくできていないのですが、コミュニティラボで運営する「ギャラリー併設シェアスペースN5.5」「レンタルスペースT7.5」を使って、イベントやワークショップを開催したいです。T7.5はキッチン付きなので、みんなで食材を買って、料理して、食べたり。

日本の文化を体験してもらえるワークショップを開催したり。スペースはあるので、アイデア次第でさまざまなことができます。新しくスタッフになってくださる方には、観光客が喜びそうなアイデアを積極的に出していただき、実現してほしいですね。

観光客の多くは、金閣寺や清水寺などを観るために京都にやってきます。しかし観光名所を観て終わりだと、インバウンド需要は長くはつづかない上、京都で商いをする方になかなかメリットとして結びつかないと、田中さんは懸念しています。

観光客が来るということは裏を返すと、「たまに行ったらいいやん」としか思われていないということです。本当に良いまちだったら、きっと住みたいと思うんですよね。「桜や紅葉シーズンだけ京都に行ったらいい」というのではなく、「京都で過ごすのが心地よいよね」というレベルにならないと、リピーターにはなりずらいのではないでしょうか。

金閣寺や清水寺だけ観光されても、交通機関と近隣のお店にお金が落ちるだけ。でも長期滞在してくれたら、近くの飲食店で寿司やうどんを食べるだろうし、喫茶店に入って地元の人と仲良くなるかもしれない。クリーニング屋さんや床屋を利用することもあるかもしれません。そうなると京都で商いをしている方々も潤うので、いいですよね。

さらにアパートメントホテルは、「観光以上、移住未満」を体験する上で、またとない環境だといいます。

観光は、移住の一歩手前。でも1度訪れただけや、年1回訪れるだけなら、どこまでいっても観光止まり。桜や紅葉がどんなに美しくても、移住する人は少ないでしょう。

しかし、「JHM京都リゾート室町五条」のように暮らすことを打ち出していけば、まずお試しで2週間や1ヶ月住んでみて、京都のまちと気があいそうなら、今度は賃貸を借りて1~2年住んでみるというステップを踏めます。

ホテルで1泊して、「京都っていいな」と思った方が、京都のリアルな暮らしを体験するために使ってもらいたいですね。

このように京都のことを客観的に見ることができているのは、田中さん自身が京都への移住者であるからというのも理由の一つにあります。

もともと大阪の茨木市に住んでいた田中さんは、仕事の関係で2015年に京都へ移住しました。京都で暮らしはじめて、「京都は超大いなる田舎だ」と田中さんは感じるそうです。

例えば大阪の場合、大阪に住んで大阪で働いているといっても、大阪市内ではなく堺や豊中、茨木だったりするんです。自転車で梅田まで通っている人は少なく、基本的にはみんな電車通勤です。また土地の有効利用で、高層ビルが立ち並んでいます。そうなると、ほとんどの会社はビルの中に入っているので、空中戦になります。

一方京都はコンパクトシティで、職住近接。打ち合わせに徒歩や自転車で来る人も多いです。建物は景観を守るために基本的には平屋が中心で、上に上に伸ばしていくという発想がありません。だから知人と道ばたで偶然会って、仕事の話をすることもありますし、家がご近所同士ということも多々あります。

一般的に都市ほど高層建築で田舎ほど平屋なので、そういう意味では京都は超大いなる田舎だと思います。100万人を超える都市で、京都ほど職住近接が実現しているまちって、希少ですよね。


↓詳しくは以下リンクを宜しくお願い致します!↓

ジャパンホテルマネジメント

今回の求人も良きご縁に繋がりますように…!

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